パク・ヒョンシク＆チョン・ソニ主演ドラマ【韓国ドラマ｜青春ウォルダム ～運命を乗り越えて～(原題：青春越壁)】キャスト、あらすじ、OSTなど紹介！NETFLIXなどで配信はある？日本放送スケジュールは？

イ・ファン

王世子

一度見たのはすべて記憶する怪物のような記憶力の持ち主。

兄のウィヒョン世子が薨去(皇族または三位(さんみ)以上の貴人の死去すること)した後、東宮殿の主人となった。 大君時代にはよく笑い、暖かく、茶目っ気が多かったという東宮殿所内官の証言があるが、今はその言葉を信じる者が誰もいない。 気難しい、傲慢で、本音をむやみに表さず、自分勝手にふるまい意地悪をするため、東宮殿の女官と内侍たちは死にそうだ。 その根深い闇に密かに隠された秘密があるから、それは鬼の書だ。

世子冊封礼を行ったその夜、東宮殿に忽然と現れた「鬼の書」。 これは誰の呪いであり、なぜ、その予言どおりに行われるのか！ 誰を信じなければならず、誰を疑わなければならないのか。

混乱した彼の前にある日、彼の師匠だった開城（ケソン）のミンホスンとその家族を殺した犯人、開城の殺人者ミン·ジェイが自ら現れる。

世界中が彼女を追う汚くて凶悪な修飾語と似合わない、人を見抜く深くて透明な瞳を持つ女性、ミン·ジェイ。

「この世に幽霊はいません。幽霊より怖い人間のトリックがあるだけです」

ミン·ジェイの一言に長い不安が吹き飛ばされていくようだ。
しきりにこの女を信じたくなるが…

ミン·ジェイ

開城（ケソン）の殺人者

幼い頃から普通の士大夫(サデブ：平民に対する両班の一般的称)の女性とは格別に突拍子もなかった。 好奇心旺盛で、世の中のすべてが気になった。 それで質問が多いから口数が多く、人情が多いから涙も多く、性格が明るいから笑いも多かった。

裸の人を見れば長服を脱いであげ、飢える者が見えたら米を持ってきてくれた。 無念にもひどい目にあっている者を見ると、濡れ衣を晴らしてあげたかった。 死者がいるという話を聞くと、どうやって死んだのか気になった。 父親に内緒で事件記録や律文法律を箇条書きにした文を読んだ。 迷宮入りした事件に遭遇すると、こっそり出て現場を見て、手がかりを集めて一人だけで推理をした。 推理が終われば、兄のミン·ユンジェに事件を整理した記録を与え、捜査官のミン·ユンジェの名前で解決された事件が開城(ケソン)一帯に広まった。

そんなある日、婚約者との婚礼を控えて彼女が用意した御膳を受け取り、父親と母親、兄が同時に血を吐いて死ぬことになり、一夜にして家族を皆殺しした殺人者であり逃亡者の身分になってしまう。 手配令がついた状態で追われて避けて山を越え、彼女は世子が父親に送った密書を思い出す。 すべてを正すために命をかけて王世子に会いに行くミン·ジェイ。

ついに朝鮮に漂うすべての風評の主人公、王世子のイ·ファンに出会う。

「私の濡れ衣も、王世子の呪いも、どれも私益のある人の仕業に過ぎません。私の力で必ず、真実を突き止めます！」

ミンホスン(開城府）ミン·ジェイの父親。ファンの師
シム·ヨン（男）ミン·ジェイの情人として有名な人物

カラム

ジェイのお使い役

開城（ケソン）ではジェイの召使いだった。 ジェイはガラムにとってたった一人の家族であり、大きな陰であり、師匠であり、友人だった。 ジェイが行くところどこでも一緒に行き、ジェイがやるなら何でも一緒にした。 ジェイについて回りながら世の中を学び生きる方法も学び、自分自身がどんな人なのかも知った。

ジェイと男装をして歩き回り、奥様にムチを打たれても2人で一緒なら怖いことはなく、全てが嬉しかった。 道を歩いていて一人が歌い始めると一人終わり、目が合っただけでお互いの心が分かった。 いつかジェイは言った。 前世で私たちは姉妹だったと。 身分の低い私がお嬢さんと姉妹だったわけがないが、そう言ってくれて良かった。

ジェイの婚姻を控えてジェイについてハニャンに行く予定だったが… 開城府宅が殺人事件でバラバラになり、ジェイが濡れ衣を着せられて逃避した後、ジェイと会うことを約束したところでキム·ミョンジンに会う。 ジェイの少しでも役に立つためにミョンジンの弟子になったが.. この郎子、本当にどうしようもない。

名高い士大夫の子だと言いながら品位はなく、男であることは明らかだが度胸もなく、少し…。 いや、とても···。子供のような感じもするし… 師として尊敬するところなどない者だと思う。

しかし、だんだんとミョンジンの本心が分かっていく···。

ハン·ソンオン

兵曹正郎

朝鮮の根幹を築いた時から共にしてきた名門家、ヨンサン一門の宗孫

まっすぐで剛直で、暖かい。 生まれ持った気品と学識、愛民の心まで備え、経国志才と称えられる。 ファンが大君時代、同じ師匠の下で同門数学をしながら育ってきた友人だったが、ファンが世子の座に上がり遠ざかった。 ファンは呪いの文章「友が君に背を向けて刀を向けるだろう」のでソンオンに距離を置いているが、わけが分からないソンオンはそのようなファンが哀れで寂しいだけだ。

そんなソンオンに舞い込んだ青天の霹靂のような知らせ！婚約者のミンジェイが他人と情を通じて、自分と結婚したくないという理由で一家を毒殺して消えたなんて！！ 一体私が何が足りないからこんなにひどい侮蔑感を与えたのか。

その醜聞は一つの傷もなく生きてきた、ソンオンの孤高の自尊心を粉々に砕く…

キム·ミョンジン

蔓延堂の主

領議政キム·アンジクの末息子。

父親に似て幼い頃から神童として有名な二人の兄は、二十歳になる前に大科に及第して官職についたので、末息子のミョンジンも兄たちが行った道を歩むだろうと皆期待してやまなかったが…。 ミョンジンが司書三経の代わりにすらすら覚えているのは法医学書である新註無寃録で、出入りするのは漢城府(朝鮮王朝時代のソウルの行政·司法をつかさどった官庁)と義禁府(朝鮮王朝時代, 王命によって罪人の取とり調しらべをつかさどった官庁)、それとも共同墓地だったからだ。

「人の死には必ず原因があり、死体はその原因を話しているのに、どうして無視できるのか…」彼の頭の中にぎっしり詰まっているのは死体だけだ。 状況がこうだから縁談どころか漢陽の士大夫の女食たちが嫌がる「新郎感忌避1順位」にならざるをえない。

数年前から開城一帯で起きた事件を開城府の息子ミン·ユンジェが優れた捜査力で解決していると噂されていたが！ 彼は知っている！5年前に初めてミン·ユンジェが解決したあの事件は… ミン·ユンジェが解決できなかった。 その時、ミン·ユンジェは文科別試に合格して弘文館の修賛を務めたが、どうして開城の事件を解決するのか！！！

開城の名捜査官は間違いなくミンホスンの娘、ミンユンジェの姉であるミンジェだと彼は固く信じており、そんなミンジェが親族殺人だとは…。 彼には話にならないことだ。

生前ミンジェイに会って彼女と並んで事件を解決し、検視官としてその実力を認められたいのだが…。

ハン・ジュオン

左議政
左議政。兵曹正郎ハン·ソンオンの父。

朝鮮の根幹を築いた時から万古忠臣の道だけを歩んできたヨンサン韓門の首長。

五十歳を超えた年齢でも若い武士3、4人ぐらいは一人で相手できるほどの気迫を持ち、王に忠心で諫言することを恐れない忠直でまっすぐな性情で万人の尊敬と恐れを一身に受けている。

キム·アンジク
領議政
領議政。キム·ミョンジンの父親。 剛直な人柄と高い学識の持ち主で血風の吹く宮殿で堅く世子の側に立つ、ファンの助力者。

マンドク&ボクスン
酒幕井戸の夫婦、男女
人情豊かなことで有名な市場の酒幕の主夫婦 夫婦が二人ともよく笑って、人情深く、優しく、親切だ。 夫の名前はマンドクで、妻の名前はボクスン。

サムチル

蔓延堂の大家
領相(領議政)大監の末息子ミョンジンに蔓延堂を数えている。 毎日何をしているのか、虚構軒の日に大爆笑するのが頭の痛いところだったが、ある日突然弟子という男が現れただけでは足りず、怪しい郎子2人まで現れ、人員がさらに増えた。

彼はそこに集まった君の郎子に毎日小言を言う。
「変なことはどうかしないでください！！！

ムジン法師
さすらいの僧侶
キム·ミョンジンの師匠。 白髪が盛んなほどほどいた長い髪が、一見僧侶ではなく神仙に見えたりもする。 誰かは道士様と言い、誰かは法師様と言い、誰かは僧侶と呼ばれる。

チェ·テガン

ファンの護衛武士

常にファンの後を影のように追う世子益衛士所属の武士。 市場の孤児ワルチャペ出身で10年前、ファンが大君だった時代に初めて会った。 幼かったが、テガンの正義の性質をファンが認め、武科（朝鮮王朝時代、武芸と兵書によく通つうじている人ひとを選抜した科挙）を受験するように助けてくれた。

ファンのそばにはいつもテガンがおり、ファンのためなら自分の命でもかける準備ができている。 しかし、急に新入内官のコ·スンドルが入ってきてから、めっきりファンがコ·スンドルを気にしているのが見える。

自分にくじけもせずにパチパチと音を立てるコ·スンドル、鋭意注視中だ

ソ内官
ソ・サムグ。正五品商号、東宮殿の長番内官。

無口で忠誠だ。 突然落ちた内官コ·スンドルがあまり好ましくないが、世子の命という理由だけでコ·スンドルが無事に宮殿生活ができるよう誠心誠意助けてくれる人物。

しかし、見れば見るほど内官らしくなく品格があり博学多識なコ·スンドルが気に入ったソ内官は今日もお使いを抜いてこっそりアピールする。 「私だけを信じろ！ 君を必ず養子にして、贅沢させてやる！」

王
多血質で性格が火のようで気まぐれで敏感だ。 そんな彼について、宮人たちは知らず知らずにひそひそ話す。 身分が低いムスリ出身の側室から生まれたようだと。 彼も一時は多感で聡明で善良な聖君になる資質を持っていた。 しかし、身分が低い側室から生まれた王で、嫡長子ではないというコンプレックスが、いつも彼の足を引っ張った。

危険な王座に座って彼が感じたのは一つだった。 この席に座るには誰よりも強くなければならない。 それで一歩遅れて世子になったファンにもっと厳しく振る舞った。 自分が父親としてできることは、王世子さまが倒れにくいように、強く生き残れるように厳しく迫ることだけだと思うのですが···。

継妃
中殿
現王の継妃であり、右議政チョ·ウォンボの再従姪女。 国色と呼ばれるほど美しい外見を誇り、王の絶大な寵愛を得ている内命婦（ネミョンブ。宮中で王に仕える妃、側室、女官の総称）の主人。

チョ·ウォンボの宴会で王を祀った後、すぐ側室として宮殿に入って息子のミョンアン大君を産み、ファンの母親である王后が薨去すると新しい中殿になった。

以後、中殿の席に上がっても自分の息子であるミョンアン大君よりも世子であるファンとハヨン姫に真心を尽くし、ファンが右腕を怪我した時には朝夕快癒を祈り、黒ずむことまでしたという話は昨日のことのように生々しく上がっている。

して、もし太子の座を脅かす勢力があるならば、誰よりも衆戦が先に乗り出して防ぐということに誰も疑わないのだ。

チョ·ウォンボ
右議政
継妃である現中殿の在従叔父。友誼亭。 代々内命婦に家門の女性を送り込んで権力を維持してきた外戚勢力で、星州チョ門の首長だ。 物失国婚を家訓のように支えた先祖のおかげで、星州朝門の威勢は現在朝鮮で最も高く、星州朝門のものは作男すらむやみに触らないという話が出るほどだ。

「星条文に目を向けて生き残った者はいない。 今までそうしてきたし、これからもそうだろう！」

片手に何かを握っているともう一方の手にも握りたいし、両手に握っていると手が二つしかないことを惜しむ…。 軽薄でせっかちな人物 彼は貪欲を隠さない。 刀は人を斬っている物であり、権力は使うほど強くなるものであり、力を見せてこそひざまずくのが世の中の人々だ。

ハヨン姫
王に愛される娘で、ファンの実妹。 亡き母と長男のオラビの現世子に対する深い懐かしさを持った人物。 一見分別がなさそうに見えるが、心の中はこの上なく暖かくて周りの人たちの面倒を見る。

一人残ったお兄さんであるファンを盲目的に大切にし、守ろうと努力する。 ファンに向けた不忠な噂が聞こえると、矢のように駆けつけて厳罰を命じる火のようで熱い性情を持った少女。